冷静にセックスという行為ができるようになった時
これはいつからかな?と思うと今から8年くらい前かな?と思う。
前カノとお付き合いしながらもバレないように浮気をして2年くらい…かな?
それまでは前カノの後に会った女性でも…初めて抱くことになったらやたらと興奮していた。がむしゃらな感じだよね。
新しい女を抱くというのは今でも興奮に値するのであるが、当時と今の違いと言えば明らかなる余裕の差があるのである。
そう考えると、セックスに巧拙があるとすればそれは経験数に比例すると思っているのであるが、経験人数もまた大きく関係すると思っているのだね。
そうじゃないと新しい女性を抱くという「有事」に堪えられないと思うんだよね。
先ずを持って、裸の女性を目の前にして「平常心を保つ」と言うのはかなり難しいことであった。
それを乗り越えない限りは次に移行することなく、事を終えるということになる。
性癖とまではいかないが、女性の感じ方は千差万別なのは今も思うところなのであるが、その「最大公約数」のようなものがわかり始めたのがこの頃だったと思う。
そう、そんな観察ができて初めて基礎データの積み上げが頭の中でできるのであるし、そこからの派生も考えられるというものなのだよね。
冷静さを保つということは、結果的には「セックスをリードしきる」ということになる。
これは私が思っていた通りのことであるが、ここで経験人数を上げたことにより、ステディとのセックスも当然良くなっていったというところなのだよね。
当時のステディは自らのフィニッシュラインを過去の経験から知っていて、私もそれに従っていたのであるが、ちょうどこの頃、その過去の男とのパターンを用いずとも普通にフィニッシュラインに持っていくことができるようになったのである。
それがちょうどこの頃かな。
それはごくごく単純なことであったのだけど冷静にならないとそんなことさえ思いつかないんだよね。
私が前カノをイカせるということに快感を得てしまったこともあるが、このあたりを境に前カノが「マグロ」になっていったのはちょいと計算違いではあったのだけどね(笑)
でも…口説くまでもそうならベッドもまた女性との駆け引きだと思うんだ。
セックスをゲームや遊戯と考えれば、冷静な面を持ち合わせないと成り立たないような気がするんだよね。