男を掌で転がす態度
ここでは何回か情緒的なことに女性が敏感であるということについて書いた。
それは間違いない事実である。
特に肉体関係と呼ばれるセックスという場面でも、感情が先立つことは間違いない。
しかし、男性も情緒的なことに極めて弱いのである。これは情緒的なことについて鈍感であるからこそ、ちょっとした心理戦にやられてしまうということなのかもしれないね。悔しいところだけど。
男性の恐らくほとんどは「貴方のことが一番」という女性の言葉、態度に安心してしまうというところがある。
普段極めて冷静に見られる私なのであるが、実はこの言葉に弱いのである。
男性は何度かステディと呼べる女性から逆に「私が一番じゃないと嫌」なんて言われたことがあるのではないだろうか?そして、その言葉に「めんどくさいな」くらいのことは思ったりもする。
しかし、実はステディが自分についてそう思ってくれていて欲しいと思っているのは男性の方なのである。実は表に出さずとも極めてめんどくさい存在なのである。
配偶者を含むステディである女性に子どもがいたとしよう。この子どもに対する考え方は男女で大きく異なる。そして、昔からよく言う「腹を痛めた子」という言葉に象徴されるようにそれは女性のためにある言葉なのである。
そして男性も頭ではそれをわかっている。
「子煩悩」を自負する男性は多くいるが、そのほとんどは間違えた方向に行くことが多く、一般的には子どもに対してははるかに女性の方が責任感と真の愛情を持って接ているのが普通なのである。
だからこそ男性も頭では「子どもが一番なんだろう」と思っている。
しかし…ここからがめんどくさいところなのであるが、そうだと思っていても「自らを一番」に接して欲しいというのが男性なのである。
そして、ステディの女性が自らを一番にしてくれているけど「貴女には大切な子どもがいるのだから」と思わせたら女性の完全勝利なのである。
ただ、世の中で報道されているのは連れ子の虐待であったりする。しかも夫婦そろっての。
だから、一緒に生活までするようになる前に男性にそれを知らしめる必要があるし、究極は「腹を痛めた子ども」を女性は最優先に考えた方がいい。
あくまでもここで言っているのは男性に対する「見せ方」の問題で、言いなりになる必要はないのである。
女性までもが虐待に加わってしまうケースというのは連れ子に以前のパートナーのDNAがあるということで今のパートナー男性が拘るのもそこなんだろうと思う。
しかし、前述した通り、男性はそこまで子どもに拘りがないというのが一般論であろう。
そして、無責任なのである。
そういう前提ならば女性のパートナー男性の見極めというのもやや明瞭になるのではないか?
ちょっと話が明後日の方向に行ったが、そのような性格異常者は別としても普通は「貴方が一番」という態度をパートナー女性に出されたら男性は掌で転がせると思うね。